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eyes to me~ 私を見て
第52章 サプライズパーティー

「つっ……つつつよしさっ……つまりそれは私と本格的に同棲……ぶっ」
店内の客や、従業員達が目を丸くしてこちらを見たが、美名は驚きと緊張でまた妙な事を口走りそうになり、綾波は掌で口を塞ぐ。
「おい……少し落ち着け」
「ぐぐぐむむむ」
美名を抱えたままの綾波に、店員が笑顔で椅子を引いて二人に座る様に促した。
綾波は礼を言い、美名を座らせて髪を撫でる。
「ほら……とにかく色々見せてもらえ……
女はこういうのが好きなんだろう?」
美名はもう喚いたりはしないが、店先でしたキスの事を思い出して真っ赤になり俯いてしまう。

