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ガーディスト~君ヲ守ル~
第16章 《番外編》死んでもストーカーする男(後編)
「待ってください、まだ続きがある」


圭吾は次のページをめくった。
そこには記録ではなく、日記が書かれていた。


9月25日(火)

今日は寝坊して、いつもの電車に乗れなかった。今日は女神に会えない…そう思ってたら女神がいた!! ラッキーだ。恋の神様は僕に味方してくれていた!!
気分が良かったから、会社休んで女神の後をつけてみた。
女神は森が丘駅近くの幼稚園で働いていた。
あの笑顔…ああ、最初に会った時と同じ笑顔だ!
女神はやっぱり女神だった。
僕は女神からもらったハンカチを見つめた。
もったいなくて鼻血はふけなかった。
ふとハンカチを広げてみると、端っこに小さく『青木綾』と書かれていた!!
名前が書いてあったなんて、なんてラッキーなんだ!
僕は綾の全てが知りたくなった。
幼稚園が終わるのを待って、帰りも後を付けた。
綾は『畑中』で降りるそうだ。
そして住んでいる所はマンションだった!
さすがに中までは入れなかったけど、4階に住んでるみたいだ。
ああ…綾に会える時間が増えて嬉しいよ…。



「4階…」


日記を読んで、祐司の脳裏にあることが浮かんだ。
綾の部屋に行く時に、エレベーターで出会った綾によく似た女性…
そして鎌田が教えてくれた、真下を指差す意味…


全てがつながった。


「まさかあん時に“女神”に出会っていたとはな…」


護も気付いたようだ。


「同じマンションに住むなんて大胆なことを…“女神”はよっぽど青木綾が好きみたいですね」


圭吾はノートを閉じ、引き出しに閉まった。
そして部屋の入り口に目線を向ける。


「…それで、あなたはどうして女神に殺されたんですか?」



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