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淡い気持ち
第1章 五月
どこか悪かったのか?

ただため息だけ

「今日の分は残業したします」

「病気なら早く帰って寝る事」


「大したことないんで、会社にいた方がいいんです」


「そうか?残業が終わるまで待っておく、倒れたらいけないからな」


「いいんですか?」


「食事でも行こう」


「ありがとうございます」





ああ言ったて麻子が心配で、下りて来た
楽しそうに仕事をしていた。


ん?部長まで?
見つめあって、麻子は......

「終わりました」

「じゃあ、今の時間帯なら、料理屋でもいいかな?」

「はい、部長のおすすめなら」




咳払いして圭史が顔を見せた

「麻子、今日は食事にでも行こう」


「部長と約束したから、ごめんなさい」

「そういう事か?」


「砂糖と塩いれ間違えた、誤った、無視した、病院に行って来た」

「どこか悪いのか?」


「たった一回で、これからの私の自由、を奪った、圭史だけでも疲れるのに、圭史の分身まで育てないと」


「麻見、おめでとう」

「ん?」

「部長、行きましょ?わかってないみたい」






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