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sunset~君の光になりたい
第82章 sunset~君の光になりたい
「まあ、もう遅いし、そのまま泊まってきなさい。明日、ちゃんとペコさんと里沙ちゃんに連絡するのよ?」
「泊ま……っ」

 ボッと頬が熱くなる。
 千穂はそんな千波の様子を察したかのようにクスクス笑った。

「とにかく、元気で帰ってきてくれて嬉しいわ」
「……お母さん……」

 目の奥が急激に熱くなり、千波は声をつまらせた。
 自分の帰りを喜んでくれる人達がいる。
 母に、里沙に、ペコ。
 そしてーー
 千波は、振り返り、ソファに眠っているヒロを見た。
 胸に、じんわりと温かい思いが広がっていく。
 後ろ向きになって、彼の前で取り乱した自分はなんと愚かだったのか。
 彼はずっと待っていてくれた。
 他のみんなもーー
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