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sunset~君の光になりたい
第80章 REUNION
ヒロは、テーブルに載せた両手を固い何かを潰そうとするように力を込めて握り締め、大きく息を吸ってから奥のスタッフルームを鋭く見据えた。
大股でドアに歩み寄り、ドアノブに手を掛けると迷いなく手前に引く。
その瞬間、小さな高い叫びが聞こえ、覚えのある甘い薫りが鼻腔を擽った。
ヒロはその薫りに先程までの苛立ちを忘れ、視界に飛び込んでくる長い髪――フワリと膨らんだ際に白い首筋が覗き、頭の天辺の旋毛にも目が行った――
その髪や肌からそこはかとなく立ち上る甘い薫りに心を奪われ、胸を高鳴らせる。
その小さな身体は、ヒロがドアを引いたと同時にバランスを崩し前のめりになった。
ヒロは何も考えずにその華奢な身体を胸に受け止めながら床に倒れこんだ。

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