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sunset~君の光になりたい
第80章 REUNION
――そうだ、千波は今まで散々悲しい思いをしたり怖い目に遭ってきたんや……もうそんな事とは無縁の生活を送らせてやらなあかん……
俺が……俺が守るんや……
ヒロは唐突に、狂気に満ちた砂川の目を思い出してしまい、悪寒が背中に走ってしまう。
彼に切りつけられた傷痕は、身体にまだ生々しく残っている。
ヒロは無意識にその痕を服の上から指でなぞり、眉間に皺を寄せる。
――もう奴のことは終わった。だが、また千波を怖がらせたり危険にさらそうとする奴がもし現れたなら俺がそいつを全力で倒す……!
「すいません……連絡をいただいた者ですが……彼女は……千波は」
ヒロは、愛しい恋人に早く会いたいもどかしさと、不意に蘇った記憶に対する怒りを、カウンターを叩く指先に込めた。
その音は次第に大きくなって行くが、呼び掛けに応答は依然としてなく、ヒロの苛立ちは頂点に達した。

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