この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
sunset~君の光になりたい
第77章 運命のインストア③
「皆、ありがとう……行ってきます!」


「私も行くわ」


「お母さん……うん、ありがとう」



千波は、千穂と頷き合い小走りに武彦達を追って店を出た。



宮本は溜め息をつく。



「ペコさんは?」



「まだのびてるよ」



銀川が言うと一同が脱力した。



店内は、まだざわめいている。


宮本はスピーカーを持ち客に呼び掛けた。



『お客様、お騒がせして申し訳ありません。店内に居た不審者は先程警察に連行されましたので、もう安全です。
お客様が無事で何よりでした!
OVEREARTHのイベントにお越し頂いた皆様、お気を付けてお帰りください!今日の思い出が皆さんに取って素晴らしい物になったなら幸いです。
繰り返します。
もう安全です。ご安心してお帰り下さい」



宮本のアナウンスに客達は安堵の溜め息を吐き、パラパラと店を後にし始めた。


OVERメンバーに握手を求めたりする客もいて、すぐには全部の客は捌けなかったが、十五分程で客達は全て居なくなった。



「――アイツに、負けたかな」


ポツリと、OVERのタケヒコが呟く。



「え?」


宮本が聞き返すと、タケヒコはニヤリと笑って肩を叩いた。



「――いや、ここでイベントが出来て良かったよ。また呼んでな?」



OVERメンバーは皆手を振って去って行った。



「ありがとうございました!」


宮本は深々頭を下げる。



――終わった。
終わったのか?
これで、皆が幸せになれるのか?
……本当に?



頭を上げてガランとした店内を眺め考えたが、答えは出なかった。



/842ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ