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sunset~君の光になりたい
第62章 千波の記憶 ②
ユキトの頭を撫でてあげたいけれど、背が高くて届かない。
代わりにそっと身体を抱き締めると、戸惑う様に震えた。
「泣かないで……」
千波が囁くと、ユキトの震える手が抱き締めてくる。
――この人は、私と同じ……
千波はそう思った。
そうして二人は、鳩のお墓を作って公園に咲いていた花を摘んで供えた。
「ねえ、何か弾いて歌ってあげて?」
「……さっきの曲しか、弾けない」
「それでいいよ……ちょっと悲しい曲だけどね」
その日の夕焼けは、真っ赤に燃えていた。
今まで見た中で、一番綺麗、と千波は思った。
ユキトが歌った曲は覚えていない。
あの頃何回も何十回も聴いていたのに。
でも、歌詞の一部分だけは思い出した。
『この残酷な世界の中で、美しいのは君の愛だけ』
代わりにそっと身体を抱き締めると、戸惑う様に震えた。
「泣かないで……」
千波が囁くと、ユキトの震える手が抱き締めてくる。
――この人は、私と同じ……
千波はそう思った。
そうして二人は、鳩のお墓を作って公園に咲いていた花を摘んで供えた。
「ねえ、何か弾いて歌ってあげて?」
「……さっきの曲しか、弾けない」
「それでいいよ……ちょっと悲しい曲だけどね」
その日の夕焼けは、真っ赤に燃えていた。
今まで見た中で、一番綺麗、と千波は思った。
ユキトが歌った曲は覚えていない。
あの頃何回も何十回も聴いていたのに。
でも、歌詞の一部分だけは思い出した。
『この残酷な世界の中で、美しいのは君の愛だけ』

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