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sunset~君の光になりたい
第61章 千波の記憶 ①
お兄さんは、何も言わずに其処に立ち尽くしていた。
「……こんにちは」
声を掛けるが、お兄さんは長い睫毛の瞳をこちらに向けたまま黙って見詰めてくるだけで、反応が返って来ない。
――困ったな。
お外で誰かと会ったら、知らない人でも挨拶をするのが基本、てペコさんがいつも言ってる。
けど、このお兄さんはちょっと普通と反応が違うみたい。
家に帰るには、出口を通って行かなければ。
でも出口を塞ぐ様にお兄さんが立っているから、どうしたら良いかなあ……
「……こんにちは」
声を掛けるが、お兄さんは長い睫毛の瞳をこちらに向けたまま黙って見詰めてくるだけで、反応が返って来ない。
――困ったな。
お外で誰かと会ったら、知らない人でも挨拶をするのが基本、てペコさんがいつも言ってる。
けど、このお兄さんはちょっと普通と反応が違うみたい。
家に帰るには、出口を通って行かなければ。
でも出口を塞ぐ様にお兄さんが立っているから、どうしたら良いかなあ……

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