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sunset~君の光になりたい
第59章 半身
ヒロの目に一瞬戸惑いの色が浮かんだが、すぐにくしゃりと笑顔になり、千波を抱き締めてきた。



「ヒ、ヒロさん」



「千波、なんか緊張してんの?」





何も言えずに黙って居ると、頬にそっと触れてきた。



「俺までドキドキするやん」



ヒロの目が熱っぽく見えて、ますます心臓が鳴る。




「ヒロさん……ドキドキ、してます?」



「当たり前やんか!二人きりになるのちょっと久々やしな。
それに……」



「?」



ヒロは少し声を落とす。



「俺と二人だと……怖いかも、なんて考えたりもするやんか」




「そんな事ない!」



ヒロは瞬きをして千波を見た。



「いや……だって、千波、今怖いんちゃう?」




千波は必死に否定の意味で首を振る。




「違う、違うの!……恥ずかしくて……何だか……」


何故か目の奥が熱くなり、涙が零れた。



ヒロの大きな掌が涙を掬う。



「……何で泣く?」





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