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sunset~君の光になりたい
第58章 home



「その人形は、お気に入りなんですね?」


「はい……眠る時はいつも一緒で……里沙に持ってきて貰いました」



松ノ内は、カピバラを覗き込むと微笑した。



「愛嬌があるというか、憎めないお顔ですね……これは、中田さんからのプレゼントですか?」



「は、はい……わかりますか?」



「凄く大切にされてるから、そうかなあと思ってましたよ」



千波は照れて顔が熱くなった。



「そろそろお迎えが来る頃ですかね」



「はい……」




松ノ内がドアの方をチラリと見た時、バーンと勢いよく開くと同時に沢山の紙吹雪が降ってきた。



パラパラと目の前にカラフルな紙片が舞い、松ノ内の頭上にも舞い降りている。



銀川が紙吹雪をばら蒔き、オーちゃんが団扇で風を起こして紙を舞わせているのだ。



武彦は下に落ちた紙を一生懸命ホウキとチリトリで回収していて、ヒロは一番後ろでこめかみを指で押さえ、立っていた。




「千波ちゃん!退院おめでとう――!パフパフ!」



銀川と大石が同時に叫ぶ。









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