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sunset~君の光になりたい
第55章 白い風景
「初めまして、私が鈴木千波さんの担当をさせて頂きます松ノ内 豊(まつのうち ゆたか)と申します。この度は、大変な事でしたね」


病院の一室で、主治医とヒロ、里沙が白いテーブルを挟み向き合う。

千波は今、睡眠導入剤で良く眠っていた。

事件から一夜明けて、千波は不安定だった。
何かの拍子に過去の記憶が蘇り、その度に過呼吸を起こす。
ヒロが傍について言葉をかけたり、抱き締めたりするとじきに収まるが、暫くするとまた同じような事になる。
その状態が朝から続いたため、本人の精神的、肉体的な消耗を食い止める為に眠らせる処置を取った。

里沙は店を早く引けて病院にかけつけた。
ペコが居ない今、残りのスタッフが協力して店を切り盛りするしかない。
今は宮本が店番をしているが、武彦も助っ人で店にいる。

砂川は無断欠勤していたが、宮本も里沙も、彼が居ないことにかえってホッとしていた。
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