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sunset~君の光になりたい
第53章 合わさる記憶
里沙の慌ただしい足音が真夜中の病院に響く。
息を切らして途中で壁に手を突き咳き込んでいると、後ろから追いかける様に走ってきた宮本に肩を叩かれる。
「どうしよう……」
里沙は、宮本の腕を掴み憔悴して呟く。
「また……千波がっ……こんな目にっ……」
足元がふらついた里沙を宮本が抱き留めた。
「私達が一緒に居たのに……っ守れなかっ……」
里沙の目から涙が溢れだし、しゃくり上げる。
宮本は里沙を抱き締めて頭を撫でた。
「ヒロさんには?」
「……さっき、母さんが電話した……福岡からこっちへ向かってるって……」
「あのさ……」
宮本は小さな声だが、何か重大な事を切り出そうとするかのような口調だった。
「?」

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