この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
sunset~君の光になりたい
第50章 確信
大森の溺愛っぷりを見て、ふと千波の両親の話が頭を過る。
ペコから聞いた話によれば、千波は私生児で父親と血が繋がって居ない。
その為元々父親とあまり親しくなかったらしいが、事件があってから父親はますます千波を避ける様になったと――
子供は皆、親からうっとおしい位の愛情を受ける権利があるのに。
泣き続ける大森を見て、千波の父親がこんな風な愛情を持つ人だったら良かったのにと切なくなる。
突然、大森の身体がガクンと仰向けに倒れた。
「大森君!」
「……ぐ――っ」
「寝たのか……」
脱力したヒロは、タバコを吸おうとポケットを探るとスマホが目に入る。
「そうや!今がシャッターチャンスや!」
恐る恐る大森に近づいて、スマホを構える。
白目を剥いていたので指でそっと直してからシャッターを切った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


