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sunset~君の光になりたい
第42章 予感
玄関のドアを開けると、百メートル位先で買い出し組の三人が大騒ぎしながらよたよた荷物を運んでいるのが見えた。
「何故に袋に入れて持たないんですか――!」
宮本が大きな袋を抱えて叫ぶ。
「いやあ~!バランス感覚の練習だって~!アーティスト写真撮る時に見映えが違うやろ?おっとっとっ!」
銀川は頭の上に平らな箱を幾つか載せてフラフラ歩いている。
オーちゃんはシャツをまくり上げて果物やらを大量に抱えて、お腹が丸出しだ。
「何で米の大袋なんか買うんですか――!」
宮本の顔が袋で隠れて見えない。
「いや――だって米を沢山喰いたいしな――!米は俺の自腹だからええやろ――!米っ♪米っ♪米!」
ヒロは頭を抱えた。
(デカイ声で騒いで……近所迷惑やろ)
「あらあら、大変」
後ろからペコが楽しそうに言った。
「あ――!ヒロ――!た――だいま――!」
銀川が手をブンブン振った時、バランスが崩れ頭の箱が落下しそうになる。
ヒロは、反射的に飛び出していた。

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