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sunset~君の光になりたい
第42章 予感

「犯人は捕まったんですか」

 沸き上がる怒りを無理矢理宥め、冷静になるように努めるので精一杯だった。

「近所に住む25歳の青年だったわ。
 余罪があったみたいだけど、すべての立件は難しかったの。
 物凄いお金持ちのお坊ちゃんでね。親がもみ消したって噂もあったわね……流石に、千波ちゃんの一件はそういう訳には行かなかったけれどね」
「そいつは今は……?」
「模範囚だったらしいから何年か前にはもう出所しているわね。
 今何処に居るかはわからないのよ」
「……そんな奴、俺が殺してやる」

 思わず呟くと、ペコが肩を叩いてきた。

「ヒロ君、ありがとうね。千波ちゃんがあそこまで明るくなったのはヒロ君のおかげよ?」
「いや……俺は何も……ただ、千波を好きなだけで……」
 
 言いながら照れてしまった。
 すると、ペコが上目遣いで見つめグフグフ笑っていて、ヒロは固まった。

「いいわねえ……甘酸っぱいわあ……くふふふ」

 身の危険を感じた時、外から覚えのある叫び声が聞こえた。

「あの声は……銀川?」



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