この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
sunset~君の光になりたい
第41章 獣に変わる瞬間
急に視界が高くなり身体が軽くなった。
しかもぐるぐる景色が動く。
武彦は、里沙をお姫様抱っこして回っているのだ。
「ちょっと――!止めてったら――!」
武彦の頬が薔薇みたいに紅く染まり、屈託ない笑いを浮かべている。里沙の心に暖かいものが湧き出す。
――獣。
確かにそうなのかも知れない。
普段が羊のように優しければ優しいほど、豹変した時との落差は大きい。
恋においてはそんな落差は魅力とも言えるかもしれないが、これが恋を知る前の小さな女の子だったらどうなのだろうか。
千波が受けた恐怖はどんなだっただろう――
無邪気に喜ぶ武彦と一緒に笑い転げながら、里沙は千波が再びそんな思いをしないようにと心から願っていた――
しかもぐるぐる景色が動く。
武彦は、里沙をお姫様抱っこして回っているのだ。
「ちょっと――!止めてったら――!」
武彦の頬が薔薇みたいに紅く染まり、屈託ない笑いを浮かべている。里沙の心に暖かいものが湧き出す。
――獣。
確かにそうなのかも知れない。
普段が羊のように優しければ優しいほど、豹変した時との落差は大きい。
恋においてはそんな落差は魅力とも言えるかもしれないが、これが恋を知る前の小さな女の子だったらどうなのだろうか。
千波が受けた恐怖はどんなだっただろう――
無邪気に喜ぶ武彦と一緒に笑い転げながら、里沙は千波が再びそんな思いをしないようにと心から願っていた――

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


