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sunset~君の光になりたい
第39章 セピアの記憶③
「千波ちゃんがよく行く場所は?」
ペコに聞かれた時、里沙の頭の中には真っ先にチューリップ公園が浮かぶ。
"この場所は、私たちの秘密の場所"
という千波の言葉を思い出し、教えるのを一瞬躊躇した。
すると車が急ブレーキを踏み、里沙はつんのめり前の座席の背に頭をぶつけた。
「千波ちゃんっ!」
ペコは、急いで車から降りた。
運良く千波が歩いているのを見つけたのだ。
里沙は、ぶつけて痛む頭を押さえながら車から降りると、千波を見て言葉を失う。
千波は全身すぶぬれだった。
服のあちこちに泥が付いて、擦り傷も出来ていて、目は放心したように何処か遠くを見ている。
ペコは何も言わず、自分の上着を千波に羽織らせた。

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