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sunset~君の光になりたい
第36章 潜む過去

 ペコは、のびている大石と銀川を起こし頬をぺしぺし叩く。

「ムニャムニャ……もう食べられない……」
「俺に惚れたら……ヤケド……あっちち……やで……おじょ……さん……むひひ」

 寝言を言いながら、まだ二人は起きない。
 ペコは、にんまり笑うと、二人に気付けのツボを押した。
 二人は途端に悲鳴を上げて、目を白黒させてのたうち回った。

「大石さん、銀川くん、おっはー☆宮本くんとお買い物してきてねーん」

 ペコは、ニコニコ笑いながら三人を追い出した。
 宮本が不審げに一度こちらを振り返る。
 ペコは、玄関先から三人を見送り、深い溜め息をついた。

「ゴメンね宮本くん。千波ちゃんの母親の事は……まだ誰にも知られるわけにいかないのよ……」


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