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sunset~君の光になりたい
第36章 潜む過去
「ちーは、見ての通り酒も強いし、酔わされてどうにかされる心配はありませんし……
それに、店にいる間は僕がガードしますから」
宮本は千波に爽やかに笑いかけた。ヒロがいきり立つ。
「何がガードします、や!
酔わしてどうにかしようと思ってたんはお前やないのか?えっ?」
千波は、宮本に掴みかかろうとする勢いのヒロの手を掴み呟いた。
「……眠い……部屋に連れて行って?」
「……気分が悪いのか?」
「ううん、大丈夫。ただ眠いだけ」
「そうか……」
ヒロは、寄りかかってくる千波を抱き寄せる。
「ヒロ君、お願いね」
ペコに言われ、ヒロは千波を抱き上げ二階へ上がって行った。宮本は複雑な表情で二人を見送る。
「はいどうぞ」
ペコが暖かい紅茶のカップを差し出し、宮本は頭を下げた。
「すみません」
「ご両親は、お元気?」
その言葉に宮本は一瞬固まった。

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