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sunset~君の光になりたい
第35章 恋色の一日③
「何で千波が勝負するねん!」

 千波は、目を丸くするヒロに笑いかけてから、武彦、大石、銀川、宮本を順番に見て考えながら言った。

「うーん……武彦さんは優しいけれど押しが弱そうで、いざという時になんか不安だし……
 大石さんは、奥さんいるからやっぱり不倫はやめて欲しいし……
 銀川さんは……格好良いけれど、なんか謎で良くわからないし……宮本君は」

 千波がそこまで言って黙ると、宮本が目をキラリとさせる。

「ちー。俺が里沙と結婚するの嫌なん?」
「千波……そうなんか!?」

 ヒロが、不安そうに千波を覗き込む。
 一方、バッサリ批評された男達はショックで青ざめていた。

「違うよ?私が男なら里沙をお嫁さんにしたいし、本当に本当に私の大切な友達だから……だから、幸せになって欲しいだけなの」
「ぢなみいい」

 顔をくしゃくしゃにした里沙が、ヒロを突き飛ばし、千波に抱き着いてオイオイ泣いた。
 ヒロは壁に減り込んでしまったが、ペコが
「――ふんぬっ!」
 と、ヒロを引っこ抜いた。
 そして得体の知れない光を瞳に浮かべる。

「それでは皆さん。準備オッケー!?里沙争奪戦!
 飲み比べ対決よ――!ほーっほっほっほ!!」


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