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sunset~君の光になりたい
第34章 恋色の一日②
「きゃー!大変!寝坊しちゃった!」

 千波は目を覚まし、時計の時間を見て驚愕した。
 そして、隣に眠っている人を見て再び驚愕する。

「ひっ……ヒロさん」

 ――そうだ。昨夜は彼と抱き合ったまま……
 抱かれた時に不自然な態勢をしたせいなのか、身体中が痛む。

(この痛みは、好きな人が愛してくれた証なのかしら……)

 そんな事を考え、ひとり赤面した。
 ヒロは、まだぐっすり眠っている。千波は彼の顔立ちをまじまじと見詰めた。
 高い鼻筋の通った綺麗な顔は、彫刻のモデルにぴったりなのではないか。
 金色の髪がカーテンの隙間から差し込む光りに透けるのを、うっとりと見惚れてしまった。
 ふと自分の身体を見て
「あっ……ヒロさんが起きる前に早く何か着なくちゃ……!」
 と、慌ててクローゼットを開ける。



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