この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
sunset~君の光になりたい
第30章 止まらない恋情②
千波は抱き着いたまま、ヒロを上目遣いで見詰めている。
酒が回っているせいか目が少し赤い。そのせいか艶かしさを感じ、ヒロの身体が熱くなる。
「……メールしたんやで」
「そうなの?……気がつかなかった……」
「宮本と抱き合っていたからか!?」
大きな声で怒鳴って千波の腕を引っ張り、リビングを出て二階に上がり、名前が書かれた木彫りのプレートがかけてある部屋のドアを開けた。
(あかん、冷静になるんや……)
また大きな声を出さないよう、気持ちを落ち着かせようと深呼吸する。
千波は怒鳴られても酔っているせいなのか怯えている様子はない。
ベッドに腰かけ、脇にある人形を嬉しそうに抱いて笑った。
「ほらこの子。ヒロさんがくれた、カピバラくん……毎晩一緒に寝てるんだ」
「……そうなんや」
人形を抱き寄せたとき、パジャマの胸元から膨らみが覗いた。ヒロは目を逸らす。
「ヒロさん、りゅう君はね」
「あいつの話はええ!」
ヒロは、苛立ち、千波の体をベッドに押し倒した。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


