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sunset~君の光になりたい
第25章 違う腕の中で彼を思って
熱狂のうちにライブ本編が終了し、興奮さめやらぬ観客がアンコールを叫んでいる。
「アンコール!アンコール!」
周りの絶叫の中、千波も手を叩いていたが、突然里沙に腕を引っ張られた。
「な、何?」
「ぢぢぢぢなびびぶびっだいへんっだいへんぼっ」
里沙が物凄い力で千波の左手を掴み、涙混じりの目で早口に叫んだ。
「えっ……何?どうしたの?」
「あだっだ!あだっだぼ!Tバックをびよんびよんじたらあだりがででぎたー!どーじよー!どーじよー!」
両腕を掴まれ、ぐらぐらと揺さぶられながら、里沙の言葉を必死に聞き取った。
「えっ……と"当たった!当たった!Tバックをビヨンビヨンしたら、当たりが出てきた、どーしよー"
……て事?」
里沙が千波の頬を両手で挟み、カッと目を見開いた。
「ぞ、ぞーなのー!」

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