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sunset~君の光になりたい
第21章 恋の褥で
「ヒロさん……待って……もう少し……ゆっくり歩いて」
早足で歩くヒロに必死に合わせ、息を切らして千波が言う。
ヒロが一瞬足を止めると、上気した頬をピンクに染めた千波が上目遣いで見て小さく笑った。
「……何処に、行くんですか?」
ヒロは千波を強引に抱き上げる。そのまま街の通りを一つ裏に入った場所にある建物へと向かった。
ヒロは移動日に会いに店へ行ったが、丁度同級生だという宮本という男が、千波を口説いているところに出くわしてしまった。
しかも、ペコがその宮本をスタッフで雇う、と決めてしまったのだ。
ペコ曰く、こういう事だ。
『千波ちゃんや里沙も、今変に有名になっちゃったから、おかしな輩に狙われる可能性もあるやない?
けど武彦くんも、ヒロさんも、いつもこの子たちの側にはいられないじゃない。
だったら宮本君のような、二人の事を知ってて尚且つ、千波ちゃんを守りたいって思ってくれてる子がお店にいてくれたほうが、ええでしょ?』
「畜生……」
ヒロは、無意識に呟いていた。
――確かに俺は、いつも千波の側にいれるわけではないのだ。
宮本の、あの余裕をかましたような笑顔を思い出すと腹が立って仕方ない――
早足で歩くヒロに必死に合わせ、息を切らして千波が言う。
ヒロが一瞬足を止めると、上気した頬をピンクに染めた千波が上目遣いで見て小さく笑った。
「……何処に、行くんですか?」
ヒロは千波を強引に抱き上げる。そのまま街の通りを一つ裏に入った場所にある建物へと向かった。
ヒロは移動日に会いに店へ行ったが、丁度同級生だという宮本という男が、千波を口説いているところに出くわしてしまった。
しかも、ペコがその宮本をスタッフで雇う、と決めてしまったのだ。
ペコ曰く、こういう事だ。
『千波ちゃんや里沙も、今変に有名になっちゃったから、おかしな輩に狙われる可能性もあるやない?
けど武彦くんも、ヒロさんも、いつもこの子たちの側にはいられないじゃない。
だったら宮本君のような、二人の事を知ってて尚且つ、千波ちゃんを守りたいって思ってくれてる子がお店にいてくれたほうが、ええでしょ?』
「畜生……」
ヒロは、無意識に呟いていた。
――確かに俺は、いつも千波の側にいれるわけではないのだ。
宮本の、あの余裕をかましたような笑顔を思い出すと腹が立って仕方ない――

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