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sunset~君の光になりたい
第20章 遅れた告白

「何やってるんや!」

 切迫した声と共に右手が強い力で誰かに掴まれた。千波はその人物を見て小さく叫ぶ。

「宮本君?」

 宮本は、千波からボールペンを取り上げ真剣な眼差しでまっすぐに見詰めてきた。

「寝ぼけとんのか?それとも、こういうんが趣味なのか?……て、そんな訳ないよな……ワリい……てか、危ねーから尖ったもん、しばらく持つな!」

 千波は、自分の両手と宮本の顔を交互に見た。

「私……今……何をしてた……の?」

 宮本はキョトンとする。

「今、宮本君の事……思い出して……それで……自分が過去にいるのか……現実にいるのか……わからなくなって……」

 千波が僅かに震えながらたどたどしく話す。
 宮本は顔を歪め、目の前で土下座した。

「鈴木!すまん!」
「宮本君っ!?」

 今でも少年ぽさが残る、あどけない顔立ちをした彼だが、その仕草には小学生の頃の粗暴さは感じられなかった。


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