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sunset~君の光になりたい
第20章 遅れた告白
「千波ちゃーん!新譜の在庫チェックお願いね?
それ終わったら、Decemberの皆さんへインストアのお礼状を書いてちょうだい!」
ペコは帳簿を付けながら言った。
「はい!」
千波は棚を拭いていた手を止めて返事をする。ペコは、ニッコリ笑ってピンク色の下地に金色と銀色の薔薇の絵の柄の便箋を渡した。
「綺麗でしょ?……Decemberの皆様へのお礼は、この便箋に書いてね?」
千波は、その高そうな便箋を恐る恐る受け取った。
「お礼状ならペコさん自身が書かれたほうが、よいのでは……?」
「わたくしは、わたくしで今執筆中よ!
従業員全員でお礼をしたためて一緒に送るの。感謝を込めて……愛情を込めて……ふひひひ」
ペコは、幸せそうに手を組み、その場でくるくる回り始める。
千波はふと時計を見た。
「里沙、楽しんでるかな」
千波は、この間のインストアの後、ヒロと話して泣き出してそのまま眠ってしまった。
起きた時にはヒロと武彦は帰っていて、里沙は泣いたような腫れた目をしていたが、それとは対称的に表情はとても晴れやかで、こう言ったのだった。
「ねえ、武彦と広島デートすることになっちゃった!
武彦は武彦でもね、OVEREARTHのタケヒコ様じゃなくてthunder武彦よ?
いまいちテンション上がんないよねえ??
……まあこれも、インストアに来てくれるアーティスト様とのお付き合いみたいなもんだしさ!接待よ接待!
次の日のOVEREARTHライブには間に合うように帰ってくるから、心配しないでね?
……広島、ガラスの国かあ……デートスポットだねえ……綺麗で可愛い、ビーズのアクセとか欲しいなあ……武彦に買わすか!ケケケッ」
口調とは裏腹に、とても楽しそうだった。
それ終わったら、Decemberの皆さんへインストアのお礼状を書いてちょうだい!」
ペコは帳簿を付けながら言った。
「はい!」
千波は棚を拭いていた手を止めて返事をする。ペコは、ニッコリ笑ってピンク色の下地に金色と銀色の薔薇の絵の柄の便箋を渡した。
「綺麗でしょ?……Decemberの皆様へのお礼は、この便箋に書いてね?」
千波は、その高そうな便箋を恐る恐る受け取った。
「お礼状ならペコさん自身が書かれたほうが、よいのでは……?」
「わたくしは、わたくしで今執筆中よ!
従業員全員でお礼をしたためて一緒に送るの。感謝を込めて……愛情を込めて……ふひひひ」
ペコは、幸せそうに手を組み、その場でくるくる回り始める。
千波はふと時計を見た。
「里沙、楽しんでるかな」
千波は、この間のインストアの後、ヒロと話して泣き出してそのまま眠ってしまった。
起きた時にはヒロと武彦は帰っていて、里沙は泣いたような腫れた目をしていたが、それとは対称的に表情はとても晴れやかで、こう言ったのだった。
「ねえ、武彦と広島デートすることになっちゃった!
武彦は武彦でもね、OVEREARTHのタケヒコ様じゃなくてthunder武彦よ?
いまいちテンション上がんないよねえ??
……まあこれも、インストアに来てくれるアーティスト様とのお付き合いみたいなもんだしさ!接待よ接待!
次の日のOVEREARTHライブには間に合うように帰ってくるから、心配しないでね?
……広島、ガラスの国かあ……デートスポットだねえ……綺麗で可愛い、ビーズのアクセとか欲しいなあ……武彦に買わすか!ケケケッ」
口調とは裏腹に、とても楽しそうだった。

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