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sunset~君の光になりたい
第17章 I love You


「何なのよ!あんた!」

 里沙は武彦から離れ怒鳴った。
 大森は顔色を変えることもなく静かに話す。

「里沙さんは、千波さんを本当に大事に思っているのですね。
 僕の言った事が的外れだと感じられたのなら、ごめんなさい……
 でも、ヒロ君も千波さんをとても大切にしているんです……約束とか責任とか、関係なく……ヒロ君を信じてあげて下さい」

 大森はそれだけ言うとヒロに会釈をして、メンバーと共に去って行った。

「あああ大森さん――!」

 ペコが、その場に不釣り合いな叫びを上げる。
 だが、すぐに里沙に向き直り言った。

「大丈夫やって。千波ちゃんは、あんただけやなくてヒロさんに私、皆がついてるんだから。あんただけが背負わなくてもええのよ?」

 ペコが里沙を抱き締める。
 里沙は小さな子供の様にわんわん泣いた。
 武彦がそんな里沙をじっと優しい目で見詰めている。
 ヒロは、ぐっすりと眠る千波の頬にそっと触れて決意した。

(里沙の言い方から考えると、千波は相当な物を抱えているのだろう。
 けれど俺はもう、腫れ物を扱うように愛したりはしない。
 俺は俺のやり方で千波を愛していこう――)


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