この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
sunset~君の光になりたい
第17章 I love You
 動物園での一件以来、ヒロはずっと千波に会っていなかった。
 ……いや、会えなかった。
 スケジュール的にも厳しかったが、会ってどんな風に振る舞えば、何を喋れば良いのかもわからなかった。
 何かの拍子に怖がらせて泣かせてしまうのではないか?
 そう危惧しはじめると、会わない方が千波の為には良いのかも知れない、という考えも掠めた。
 花弁が零れるような笑顔が好きで、どうにかしてその笑顔を見たくて、喜ぶ事なら何でもしてやりたい、と思う一方――
 あの小さく紅い唇が震えその瞳がしっとりと濡れ、許しを請うような心細い眼差しを見ると、悲しい顔を見たくないという気持ちと同じ位、もっとその泣き顔を見たい――その表情が、たまらなく美しい――と感じてしまう。そんな自分の中に潜むサディスティックさを嫌悪感してしまう。
 俺は――最低だ。
 千波が苦しんでいるのに……
 楽曲の世界に身を任せギターのフレーズを夢中で弾いている時には千波を忘れる事が出来たが、終わってしまうと、直ぐに千波の事を考えている自分がいた。
 メンバーには、色ボケだのなんだの、またウザい位に散々からかわれたが、言い返してやる気力もなかった。


/842ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ