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sunset~君の光になりたい
第17章 I love You
動物園での一件以来、ヒロはずっと千波に会っていなかった。
……いや、会えなかった。
スケジュール的にも厳しかったが、会ってどんな風に振る舞えば、何を喋れば良いのかもわからなかった。
何かの拍子に怖がらせて泣かせてしまうのではないか?
そう危惧しはじめると、会わない方が千波の為には良いのかも知れない、という考えも掠めた。
花弁が零れるような笑顔が好きで、どうにかしてその笑顔を見たくて、喜ぶ事なら何でもしてやりたい、と思う一方――
あの小さく紅い唇が震えその瞳がしっとりと濡れ、許しを請うような心細い眼差しを見ると、悲しい顔を見たくないという気持ちと同じ位、もっとその泣き顔を見たい――その表情が、たまらなく美しい――と感じてしまう。そんな自分の中に潜むサディスティックさを嫌悪感してしまう。
俺は――最低だ。
千波が苦しんでいるのに……
楽曲の世界に身を任せギターのフレーズを夢中で弾いている時には千波を忘れる事が出来たが、終わってしまうと、直ぐに千波の事を考えている自分がいた。
メンバーには、色ボケだのなんだの、またウザい位に散々からかわれたが、言い返してやる気力もなかった。
……いや、会えなかった。
スケジュール的にも厳しかったが、会ってどんな風に振る舞えば、何を喋れば良いのかもわからなかった。
何かの拍子に怖がらせて泣かせてしまうのではないか?
そう危惧しはじめると、会わない方が千波の為には良いのかも知れない、という考えも掠めた。
花弁が零れるような笑顔が好きで、どうにかしてその笑顔を見たくて、喜ぶ事なら何でもしてやりたい、と思う一方――
あの小さく紅い唇が震えその瞳がしっとりと濡れ、許しを請うような心細い眼差しを見ると、悲しい顔を見たくないという気持ちと同じ位、もっとその泣き顔を見たい――その表情が、たまらなく美しい――と感じてしまう。そんな自分の中に潜むサディスティックさを嫌悪感してしまう。
俺は――最低だ。
千波が苦しんでいるのに……
楽曲の世界に身を任せギターのフレーズを夢中で弾いている時には千波を忘れる事が出来たが、終わってしまうと、直ぐに千波の事を考えている自分がいた。
メンバーには、色ボケだのなんだの、またウザい位に散々からかわれたが、言い返してやる気力もなかった。

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