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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第27章 群がる蟻たち
 「へええええ。東京から可愛い女の子来てるって、ほんとだったんだ!」
 「東京じゃなくて、神奈川なんです…すみません…」
 「まあウチらから見れば似たようなもんさ。」

 「ほんと、可愛いわねぇ。清隆のカノジョ?」

 「まさかまさか。ちづ姉の知り合い。この連休で本家に遊びに来てるだけだよ。まあでもカノジョだったら嬉しいけどな。」

 清隆くんの友達は口々に私を見てかわいいって言ってくれて、温かく仲間に入れてくれる。
 カノジョだったら嬉しい、っていう清隆くんの言葉で私はちょっと赤くなった。


 水は少し冷たかったけれど、みんなで水際でビーチボールで遊んだり、パラソルの下でトランプしたりとか、そんな風にワイワイやってるだけで自然に時間は過ぎてった。

 「みなさん、同級生、なんですよね?何年生なんですか?」
 「いま高3。こんな楽しい時間ももうすぐ終わりなんだなあ。これが。来年は就職だし。」

 私の質問に、国仲さんていう人が答えてくれる。
 ちららさんたち大人から見れば私たちは同年代なのかもしれないけれど、私からすれば結構な年の差だ…

 そうか、結構上なんだ…そりゃあ、バカ男子どもとは違うよねえ、って思った。
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