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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第27章 群がる蟻たち

 「さ、柚子ちゃん、お入りになって。」

 ガラ、と扉を開けると、ちららさんは私を中へと招いた。

 「おじゃまします。」

 中に入ると、その玄関がまたものすごく広くて、玄関だけで私の部屋より広そうだった。

 案内されるがままに中を歩くと、あっという間に方向が分からなくなってしまうくらいお屋敷の中は広い。
 そしてちららさんが、ここが柚子ちゃんのお部屋、と言って入れてくれた部屋は、20畳はある和室だった。
 部屋の真ん中には座布団とテーブルがあって、お茶の準備がされている。まんま、旅館の一部屋という雰囲気。

 「長旅で疲れたでしょう。しばらくここでお休みになってね。準備ができたらお呼びしますね。」
 「えっ、じゅ、準備って…」
 「15分くらいでいいかしら?」

 「えっ…あっ…はい…あの…」

 もう、始めてしまうの?色々な男の人が私を??

 聞けるはずもなかった。運転手さんと清隆くんがそこには一緒にいたからだ。

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