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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第27章 群がる蟻たち

[11月21日] 妹のプライベート日記
どんだけの大きさがあるのか全く分からないくらい大きなお屋敷。
車を降りて周りを見渡してもだだっ広く土地が広がっていて、ちららさんの本物のお嬢様っぷりには本気で驚かされた。
空港に着いて、私を出迎えてくれたのはちららさんだけじゃなかった。ちららさんの従弟の清隆くん、という男の子も一緒にいたのだ。
その男の子が、私の後から車を降りて私の脇に立った時、身長が私よりずいぶんと高いことに気付いた。
私の背はこの人の肩にも届いてないみたいだ。てことは、パパと同じくらいか、もう少し高いくらいかもしれない。
「清隆さん、って…背高いですね…。スポーツとか、やってるんですか?」
初対面だと会話のネタもなかなかないけど、あたりさわりない話題が見つかって、私はようやく自分から話しかけることができた。
「まあ、スポーツっていうほどではないんだけど、バイトで海の監視員やっててさ。そこで鍛えられてるうちに背が伸びちゃった(笑)」
「へえ…」
背の高いスポーツマンと言えば、お姉ちゃんの彼氏だったリョウタ君を思い出すけれど、どちらかというと細長いという印象のリョウタ君とくらべると、少しがっしりしているような気がする。

