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迎春花が咲く
第3章 嫁ぎ先
そういうと崎枝さんは屋敷の奥へと行ってしまった。
伊野さんはまた靴を履いて玄関をまたいで外に行ってしまう。
私は伊野さんを目で見送ると慌てて崎枝さんのあとを追った。
崎枝さんは荷物を持っているのにも関わらず足早に廊下を歩いていく。
あとを追うので精いっぱいだ。
会話はない。ただ後ろ姿がみえるだけだ。
思ったよりも屋敷は狭かった。
車を所持していることや人の家の借金を肩代わりするだけの財力があるのだから屋敷もかなり広いと思い込んでいた。
もちろん実家よりは広いが、町で見る富豪の屋敷の方が大きいんじゃないかと思った。
内装も質素で実家に近い。なんだか安心する。
そんなことを思っていると崎枝さんが止まる。
「光春さま。皆本志津恵さまをお連れしました」
返事はない。誰もいないのだろうか。
崎枝さんは扉を開ける。
「お入りください」
そう言われて足を進める。
伊野さんはまた靴を履いて玄関をまたいで外に行ってしまう。
私は伊野さんを目で見送ると慌てて崎枝さんのあとを追った。
崎枝さんは荷物を持っているのにも関わらず足早に廊下を歩いていく。
あとを追うので精いっぱいだ。
会話はない。ただ後ろ姿がみえるだけだ。
思ったよりも屋敷は狭かった。
車を所持していることや人の家の借金を肩代わりするだけの財力があるのだから屋敷もかなり広いと思い込んでいた。
もちろん実家よりは広いが、町で見る富豪の屋敷の方が大きいんじゃないかと思った。
内装も質素で実家に近い。なんだか安心する。
そんなことを思っていると崎枝さんが止まる。
「光春さま。皆本志津恵さまをお連れしました」
返事はない。誰もいないのだろうか。
崎枝さんは扉を開ける。
「お入りください」
そう言われて足を進める。

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