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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第33章 浜辺の約束
―やった。
 頼嗣が歓声を上げる間もなく、千草が物陰から飛び出した。
―千草、行くな。雀に気付かれたら、逃げるぞ。
―だって、待ちきれないもの。大丈夫、脚音を立てなければ良いのでしょ。
 止めた甲斐もなく、千草は雀に近づいてゆく。小さな脚を踏み出したその時、地面に落ちていた枯れ枝を踏みしめ、パキリと音が響いた。案の定、雀は愕き、そのまま翼をひろげて飛び立った。
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