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教えてください
第2章 知識不足です…


パクッ


「ふっくらで美味しい!海外についていった料理人より美味しいわ。」


「ふーん…ってか、サラダも食べろよ?せっかく作ってやったんだから。」


「も、もちろん頂くわ…」


さりげなく人参を避けて小皿にキャベツを取った…バレてないわよね…?


「なぁ、人参は?」


バレてたみたい;;



「人参は…食べられないの。」


「なんで?」


「人参の香りが苦手なのっ…!」


「ふーん…あ、立て替えとサラダ作ったお礼とか無いわけ?」

にやって笑ったような…?

「お礼?もちろんしたいわ!何でも言って?」


「へぇ?じゃあ食べ終わったら言うから。」


「はーい。」



時間をかけてすべてを美味しく食べることができた。

「ごちそうさまでした。

さっそく烏丸さんのお願いを教えて貰っても良い?」


「あぁ、それなら…みちるに人参を食べてもらおうと思う。」


「無理よっ!!!」


「俺の実家が農家でさ、人参作ってるんだわ。だから人参を嫌う子がいるの悲しくてさ…」


「でも…無理なものは無理よ…;;」


烏丸さんが立ち上がって私の手を引いてソファに座らせる。彼も隣に座って片手に持ってるものを見せた。


「に、人参………;;」



「どうしても、イヤ?」


私は小さく頷く。


「じゃあ…違う口で食べてみる?」


意地悪そうな笑みを見せて彼は不思議なことを言う。


「知らないの?女の子ってさ、ここ以外にも口があるって知ってた?」



唇を押さえながら近付く烏丸さんはさっきよりも低く甘い声だった。




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