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第3章 忘れられない

「おぉ、忘れられてなくて良かった。もうちょいでバイト終わりだからランチしながら待ってて。」



烏丸さんは忙しそうにデリバリーの荷物を片付けている。
無意識に目で彼を追っていたようだ。


「みちるぅ?も・し・か・し・て!彼が好きなの〜?」


「な、何言ってるのよ!彼と私…昨日会ったばかりなのに!好きに…なるなんて…」


否定的な言葉を言った途端に胸がチクンと痛む。この痛みをまだ理解することが、私には出来ないみたい。


「ふぅん?ま、良いけどね。いっただきまーす!…ん!超美味しいよ!」


急に興味なくなったみたいに話を切ると芽衣ちゃんは、ハンバーグを切り分けてパクリ。
そのハンバーグ美味しいのよね。


私の視線に気付いたみたいで、芽衣ちゃんが私のグラタンの上にハンバーグを一口乗せてくれた。


お礼に私のエビグラタンを一口お裾分け。私も一口食べてみよう。

パクッ──


「何これ///すごく美味しいわ!」


ホワイトソースがとても美味しいのよね。
暫く余韻に浸ってると、私たちのテーブルに誰かが座ってきた。



「すっごい顔してんの知ってる?」



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