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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第27章 春奈〜夫に依頼されたデート

「春奈さん、大丈夫ですか?」
彼の腕の中、春奈は一瞬、誠也と至近距離で見つめ合った。
「ごめんなさい」
夫とは違う彼の体つき、そして若さを漂わせた確かな息吹。
人妻の柔らかな胸の膨らみが、彼の体に押し付けられている。
いつしか、二人の手はしっかりと握り合っていた。
「いやだわ、もう年かしら」
妖しげな雰囲気を打ち消すように、人妻はふざけた調子でそう言うと、しがみついていた彼から再び離れる。
「まだ若いじゃないですか、春奈さん」
「ねえ、私の年齢知ってるの?」
「課長が教えてくれました」
「まあ、ひどいわね、あの人」
路面電車の中、見つめあい、そして、おかしそうに笑みを浮かべる二人。
「課長がうらやましいです、春奈さんみたいな奥様がいて」
再びそんな言葉を漏らしながら、若者は少し寂しそうな表情を浮かべる。
「私、今日だけはあなたの恋人よ、誠也くん」
春奈の手には、彼に握りしめられたときの感触が濃厚に残っている。
それを感じながら、人妻はそんな科白を口にした。
「嬉しいです」
港近くで路面電車を降りた二人は、青空の下、ゆっくりと歩いた。
海の景色を楽しみながら、多くの人がテラス席で午後のひと時を過ごしている。
「春奈さん、あれ見て」
前方にソフトクリームを販売しているカフェがあり、何組かのカップルが店の前に並んでいいるのが見えた。
「暑いからきっと美味しいわよ」
「ですよね」
「ねえ、一緒に食べましょうよ」
濃厚なバニラアイスがコーンの底にまでしっかり詰められている。
桟橋のベンチに並んで座り、二人は冷えたクリームを一緒に楽しんだ。
「おいしいわね、誠也くん」
これじゃほんとうに恋人同士みたい・・・。
嬉しさと、そしてどこか背徳な感情に揺れながら、人妻は隣に座る彼を見つめる。
「春奈さん、ついてますよ」
「えっ?」
「ほら、クリームが口の横に」
「やだ、どこ?」
恥ずかしさで顔を赤らめた人妻の頬に、彼の指先が優しく触れる。
「誠也くん・・・・」
「動かないで、春奈さん」
春奈を見つめたまま、若者はその指を繊細に動かしていく。
人妻の鼓動が瞬く間に高鳴る。
一瞬、彼の指先が、誘うように人妻の濡れた唇の端に触れた。
駄目っ・・・・
丁寧に指を動かし、彼はやがて白いクリームを取り去ってくれた。
彼の腕の中、春奈は一瞬、誠也と至近距離で見つめ合った。
「ごめんなさい」
夫とは違う彼の体つき、そして若さを漂わせた確かな息吹。
人妻の柔らかな胸の膨らみが、彼の体に押し付けられている。
いつしか、二人の手はしっかりと握り合っていた。
「いやだわ、もう年かしら」
妖しげな雰囲気を打ち消すように、人妻はふざけた調子でそう言うと、しがみついていた彼から再び離れる。
「まだ若いじゃないですか、春奈さん」
「ねえ、私の年齢知ってるの?」
「課長が教えてくれました」
「まあ、ひどいわね、あの人」
路面電車の中、見つめあい、そして、おかしそうに笑みを浮かべる二人。
「課長がうらやましいです、春奈さんみたいな奥様がいて」
再びそんな言葉を漏らしながら、若者は少し寂しそうな表情を浮かべる。
「私、今日だけはあなたの恋人よ、誠也くん」
春奈の手には、彼に握りしめられたときの感触が濃厚に残っている。
それを感じながら、人妻はそんな科白を口にした。
「嬉しいです」
港近くで路面電車を降りた二人は、青空の下、ゆっくりと歩いた。
海の景色を楽しみながら、多くの人がテラス席で午後のひと時を過ごしている。
「春奈さん、あれ見て」
前方にソフトクリームを販売しているカフェがあり、何組かのカップルが店の前に並んでいいるのが見えた。
「暑いからきっと美味しいわよ」
「ですよね」
「ねえ、一緒に食べましょうよ」
濃厚なバニラアイスがコーンの底にまでしっかり詰められている。
桟橋のベンチに並んで座り、二人は冷えたクリームを一緒に楽しんだ。
「おいしいわね、誠也くん」
これじゃほんとうに恋人同士みたい・・・。
嬉しさと、そしてどこか背徳な感情に揺れながら、人妻は隣に座る彼を見つめる。
「春奈さん、ついてますよ」
「えっ?」
「ほら、クリームが口の横に」
「やだ、どこ?」
恥ずかしさで顔を赤らめた人妻の頬に、彼の指先が優しく触れる。
「誠也くん・・・・」
「動かないで、春奈さん」
春奈を見つめたまま、若者はその指を繊細に動かしていく。
人妻の鼓動が瞬く間に高鳴る。
一瞬、彼の指先が、誘うように人妻の濡れた唇の端に触れた。
駄目っ・・・・
丁寧に指を動かし、彼はやがて白いクリームを取り去ってくれた。

