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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第27章 春奈〜夫に依頼されたデート
ためらいを洗い流そうとするかのように、人妻はたっぷりとシャワーを浴びた。

「ああっ、気持ちいいっ・・・」

背徳な何かに誘うような妖しげな緊張が、春奈の鼓動を高鳴らせている。

「春奈、彼を楽しませてやってくれよ」

今日は一日、若い彼と一緒に過ごすのだ。

街を並んで歩けば、触れ合うほどの距離に近づいてしまう瞬間だってあるかも。

「あなた、何考えてるの・・・」

呆れたように首を振りながら、春奈は胸の双丘を白い泡で丁寧に包んだ。

細身でありながら、美しく盛り上がった人妻の乳房。

そこに触れた瞬間、かすかな快感の気配が春奈の肢体を走り抜ける。

「どうかしてる、私・・・」

バスルームを出た人妻は、裸身を姿見で映し出し、しばらく見つめた。

肉体が熱を帯び始めたのは、シャワーのせいだけではない。

「いい加減にして・・・」

軽めの朝食を終え、素早く家事を済ませる。

約束の正午が少しずつ近づいてくる。

スマホを見れば、彼のフライトが定刻より早く着陸したことを教えていた。

「もう、なんで早く着いちゃうわけ」

追い込まれていく自分が、ついおかしくなってしまう。

「40歳の人妻、旦那の部下とのデートを前に勝手に混乱しまくる、か」

そろそろ家を出る時間だ。

昨日決めたコーディネーション。

純白のTシャツに、黒基調のキャミソールワンピース。

肢体をそれで包み、自身を審査するように姿見の前に立つ人妻、春奈。

「大丈夫かしら、これで」

清潔感だけでなく、そこには男性を迷わせる性の魅力が色濃く漂っていることに、人妻は気づいていない。

午前11時。

「あきらめなさい。さあ、ミッション開始よ」

サマーサンダルを履き、春奈は夏のような日差しに包まれた外に飛び出した。

駅に近づくにつれて、行き交う人々の数が増えていく。

家族連れ、外国人観光客、そして若い男女のカップル。

「駄目っ、これじゃ見つけられないわ」

想像以上の人で溢れかえる駅前広場を見た時、春奈はそうつぶやいた。

それは、彼と会うことをどこかで避けようとしている人妻の本音でもあった。

10代の少女のように立ち尽くし、不安げな表情でスマホを見つめる。

そのとき・・・。

「春奈さん、ですか?」

「えっ?」

振り返った春奈は、そこにいる彼を見つめ、やはり少女のように顔を赤らめた。
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