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坂上家の美恵子さんの禁忌なカンケイ
第8章 あれから
美しい街並みを童女のような澄み切った瞳で見ていた。






「あの…」









すっかり、大人びた美人さんへ成長した美恵子を、









父は、目映いくらいの妖しい美しさに生唾を飲み込んだ。








「美恵子、なんだい。」









ハンドルを握った手が汗ばんでいた…








「少しだけ、散歩をして…みたい。」






25歳の女盛りを迎えた肌の白さが、







際立つ美しい娘・美恵子は、








オトナの身体に秘めるドロドロした愛液が、









今にも溢れんばかりに、






女性フェロモン臭が匂い立っていた…








「散歩かい…どこへ行こうというんだ?」










美恵子へと父のバックミラー越に、







鋭い眼が鈍く光った。











「俊介に会いに行こうとしていることくらい、







私の眼が黒い内は…





逢うことは許さんな…









お前は、暫くしたら、嫁に出させる。





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