この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ヒミツのカルテ
第2章 由梨加(20)生理痛
中山の指先が描く円は、ただ痛みを確かめるためのものではなく、由梨加の緊張を優しく溶かし、凝り固まった身体を芯からほぐしていくような愛撫そのものだった。
「んっ……ふぁ、ぁっ……」
はじめは恐怖でガチガチにこわばっていた筋肉が、心地よい刺激の波にさらされるうちに、嘘のようにスッと力が抜けていく。
「ふーっ、ふーっ」と整えようとしていた深呼吸は、いつしか熱を帯びた甘く荒い吐息へと変わっていた。
(どうしよう……すごく、気持ちいい……)
病院の診察台の上で、女医の先生にこんなふうに愛撫されている。
その背徳的なシチュエーションが、由梨加の羞恥心を刺激すると同時に、下腹部の敏感な神経をさらに高ぶらせていく。
中山の指の腹が優しくクリトリスを捉えるたび、体温がぐんと跳ね上がるのが分かった。
恐怖で萎縮していたそれ小さな部分は、心地よさと快感によって血流を促され、みるみるうちに固く、ぷっくりと美味しそうに膨れ上がっていく。
「ふふ、だいぶ力が抜けてきましたね」
由梨加の身体の変化をしっかりと受け止めているかのように、中山の穏やかな声が頭上から降ってくる。
「うぅん、っ……あぁ……っ!」
我慢しようとしても、敏感になりきった場所を優しく、しかし的確に刺激され続けるうちに、由梨加の喉からは隠しきれない甘い声が漏れ出してしまった。
快感に身悶えるように、無意識のうちに腰がわずかにピクピクと小さく跳ねる。恥ずかしさのあまり消えてしまいたくなるのに、身体はもっとその温もりを求めてしまう。
そんな由梨加の様子をしっかりと感じ取りながら、中山は少しも慌てることなく、さらに優しく、包み込むようなトーンで声をかけた。
「ちょっと気持ちよくなっちゃうかもしれないけれど、ここはみんな同じように感じる診察だからね。恥ずかしがらなくて大丈夫だから、安心してそのまま身体を預けてね」
「みんな……同じ……っ?」
「そう。女性の身体はね、こうして緊張がほぐれてくると、ちゃんと心地よさを感じるようにできているの。だから、何も心配いらないからね」
「はぁっ……ん、あっ……!」
中山は手を緩めることなく、一定の心地よいスピードで、ぷっくりと膨らんだクリトリスを指の腹でコリコリと優しく撫で続け、愛撫のピッチを保つ。
由梨加はもはや羞恥心を忘れ、押し寄せる甘い快感の波に身を委ねていく。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


