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如月茜(きさらぎ あかね)
第5章 第5話:聖夜の検品、あるいは極北の晩餐
恵麻は目の前で繰り広げられている地獄絵図(あるいは極上のパラダイス)を直視できず、両手で顔を覆ったまま、その場で崩れ落ちるようにへたり込んでしまうのだった。
崩れ落ちて震える恵麻の姿を、
茜は一分の隙もない優美な微笑みを浮かべたまま、じっと見つめていた。
そして、どこまでも穏やかで、しかし残酷なほど鋭いトーンで、こう呟いたのだ。
「ごめんね、恵麻さん。……でもね、君の今、その美しい真っ白な内太ももに……あそこから垂れてる、その液体は何かな?」
その言葉に、恵麻はハッと息を呑んだ。
頭の中で激しく回転していたパニックが、一瞬でスローモーションになる。
(え……? 内太もも……?)
ブルブルと震える足をそっと内側に寄せ、恐る恐る視線を下ろした瞬間――恵麻の脳裏で、何かが盛大に音を立てて崩れ落ちた。
そこには、恥ずかしながらも紛れもない事実として、興奮のあまり、自身の性器からじっとりと溢れ出した透明な愛液が、ツツーッと白い太ももの肌を伝って大量に垂れている光景があった。
(嘘……でしょ……? 私……私……っ……!)
恵麻の心の中で、かつてないほどの絶叫と激しい自己否定の嵐が吹き荒れる。
(私って、こんな……こんなド変態なことで、身体が勝手に反応して興奮してたの……!? )
(望んでいたっていうの……!? ああ神様、私って、本当はこんなにも性欲にまみれた淫らな女だったの……っ!?)
自分のなかに潜んでいた、想像を絶する「業(ごう)」と「性癖」の目覚めに。
恵麻は頭をかきむしりたいほどの激しい葛藤と自己嫌悪に悶絶した。
もう自分が自分ではないような、底なし沼に引きずり込まれるようなめまい。
「っ……! なんで、私……こんなことを……!」
崩れ落ちて震える恵麻の姿を、
茜は一分の隙もない優美な微笑みを浮かべたまま、じっと見つめていた。
そして、どこまでも穏やかで、しかし残酷なほど鋭いトーンで、こう呟いたのだ。
「ごめんね、恵麻さん。……でもね、君の今、その美しい真っ白な内太ももに……あそこから垂れてる、その液体は何かな?」
その言葉に、恵麻はハッと息を呑んだ。
頭の中で激しく回転していたパニックが、一瞬でスローモーションになる。
(え……? 内太もも……?)
ブルブルと震える足をそっと内側に寄せ、恐る恐る視線を下ろした瞬間――恵麻の脳裏で、何かが盛大に音を立てて崩れ落ちた。
そこには、恥ずかしながらも紛れもない事実として、興奮のあまり、自身の性器からじっとりと溢れ出した透明な愛液が、ツツーッと白い太ももの肌を伝って大量に垂れている光景があった。
(嘘……でしょ……? 私……私……っ……!)
恵麻の心の中で、かつてないほどの絶叫と激しい自己否定の嵐が吹き荒れる。
(私って、こんな……こんなド変態なことで、身体が勝手に反応して興奮してたの……!? )
(望んでいたっていうの……!? ああ神様、私って、本当はこんなにも性欲にまみれた淫らな女だったの……っ!?)
自分のなかに潜んでいた、想像を絶する「業(ごう)」と「性癖」の目覚めに。
恵麻は頭をかきむしりたいほどの激しい葛藤と自己嫌悪に悶絶した。
もう自分が自分ではないような、底なし沼に引きずり込まれるようなめまい。
「っ……! なんで、私……こんなことを……!」

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