この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドラゴンの潜む山
第1章 ドラゴンの潜む山

 穂乃果は一週間学校を休んだ。翌週学校に行くと、美桜は持病が悪化し、入院したことになっていた。

「やっぱり病気だったのか」
「ね。そのまま大きな病院のある町に引っ越して療養するから、転校するんだって」
「吉田さん、ちょっと変わった子だったけど、急に会えなくなるの私寂しいなあ」
「俺も。絵、かっこよかったよなー!」
「ああ、ドラゴンのね! 上手だったしね!」

 一年のクラスの前で、数人の生徒が話してるのが聞こえた。
 美桜は病気じゃない。一瞬そう思ったが、ドラゴンの絵についても話していて、穂乃果の心は少し和《やわ》らいだ。
 そう、美桜はとっても絵が上手いのだ。ドラゴン限定だけど。
 数日経ち、唐突に思いついて穂乃果は学校帰りに美桜の家に寄った。そこには美桜の母の安がいた。玄関から覗いただけで、家の中がとても散らかっているのがわかった。

「ほのちゃん、おかえり。怪我はもう大丈夫?」
「はい。たいしたことなかったので。美桜は?」
「大丈夫よ。美桜はね、死なない」
「……あたしとのこと、ちゃんと覚えてますか?」
「ええ、もちろん。ほのちゃんとのことも、他のことも、ぜーんぶ覚えてる。記憶は自動でバックアップされるようになってるの」
「便利なカラダだなー、美桜は。羨ましい」
/35ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ