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智恵の輪
第2章 阿吽の呼吸
和真はうつ伏せの智恵へ、もう一度体を重ねた。何もまとっていない背中に、彼の素肌と熱が触れる。
「ハッ…」
智恵の呼吸が止まり、伸ばしていた指がわずかに曲がった。和真は自分の重みを両腕で支えながら、横から彼女の顔へ近づいていく。
唇が頬に触れた。
一度離れ、また同じ場所へ重なる。智恵は目を閉じたまま、頬を少しだけ和真のほうへ向けた。
その動きに導かれ、和真の唇は耳元へ移っていく。触れる寸前の吐息に、智恵の肩が小さく震えた。耳の近くへ短いキスを落とし、そこから首筋へゆっくり下りていく。
「ァッ…ンッ…」
智恵は唇を震わせ、首をわずかに傾けた。空けられた肌をたどるように、和真は首筋から肩へキスを重ねていく。
その唇を追うように、智恵の体が動き始めた。
初めは、和真の胸の中で横を向くだけだった。肩が傾き、それに続いて腰もゆっくり横へ向かう。和真は腕の力を緩め、彼女が動けるだけの隙間を作った。
智恵はその腕の中から離れず、横向きになった体をさらに返していく。肩がソファへ沈み、やがて仰向けになった。
和真は智恵の上へ体を戻した。
二人は近い距離で見つめ合っていた。
智恵は、ただ和真の目を見つめていた。
やがて智恵の腕が彼の首へ伸びた。和真も顔を近づけ、二人の唇が重なった。
「ハッ…」
智恵の呼吸が止まり、伸ばしていた指がわずかに曲がった。和真は自分の重みを両腕で支えながら、横から彼女の顔へ近づいていく。
唇が頬に触れた。
一度離れ、また同じ場所へ重なる。智恵は目を閉じたまま、頬を少しだけ和真のほうへ向けた。
その動きに導かれ、和真の唇は耳元へ移っていく。触れる寸前の吐息に、智恵の肩が小さく震えた。耳の近くへ短いキスを落とし、そこから首筋へゆっくり下りていく。
「ァッ…ンッ…」
智恵は唇を震わせ、首をわずかに傾けた。空けられた肌をたどるように、和真は首筋から肩へキスを重ねていく。
その唇を追うように、智恵の体が動き始めた。
初めは、和真の胸の中で横を向くだけだった。肩が傾き、それに続いて腰もゆっくり横へ向かう。和真は腕の力を緩め、彼女が動けるだけの隙間を作った。
智恵はその腕の中から離れず、横向きになった体をさらに返していく。肩がソファへ沈み、やがて仰向けになった。
和真は智恵の上へ体を戻した。
二人は近い距離で見つめ合っていた。
智恵は、ただ和真の目を見つめていた。
やがて智恵の腕が彼の首へ伸びた。和真も顔を近づけ、二人の唇が重なった。

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