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禁忌の鍵を外す夜【短編】
第2章 後日談
「ずっと、こうしてあなたを独り占めしたかった。……私のこの想いに、もう迷いはありません。…桃花、あなたを心から愛しています」
「私もよ……。ずっと、こうしていたかった」
私が彼の首に腕を回して引き寄せると、白城は歓喜に満ちた笑みを漏らした。
彼は私の髪を細い指先で掬い、頬や額に何度も優しい口づけを落としていく。その一つ一つが、私を何よりも大切な存在として扱ってくれている証だった。
「私の命も、魂も、すべてあなたのものです。……これから先、何があっても私はあなたの傍を離れません」
「…うん…、約束して。ずっと、私だけを見ていて」
「…ええ、生涯をかけて、あなたを幸せにすることを誓います」
夜の帳が下りた静かな部屋で、私たちは初めて、一人の男と女として肌を重ねた。
「っ…ぁっ……。し、らき…っ…、んんっ……」
「…はぁ…っ…、桃花……。愛しています…っ」
肌と肌がぶつかり合う生々しい音が部屋に響く。
初めてとは思えないほどに強く白城のモノに吸い付く膣肉が、擦り上げられるたびに愛液を漏らす。
「っ…白城…。…愛してるっ…」
「…っ…桃花…、っ」
吐き出された熱が、最奥でじんわりと広がっていく。
それはかつての主従の絆よりも遙かに強く、決して引き離すことのできない、永遠の愛の始まりとなった──。
( 終わり )

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