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第12章 M Lesson ５回目

わぁ〜い！セイジの胸だぁ〜！

嬉しくって、じゃれるみたいにスリスリと頬を擦り付けると

「はは…琴海さん！くすぐったい！」

甘い笑い声が頭上に響く。

ジィ〜ン…幸せぇ〜。

腕の中からセイジを見上げる。

「ん？」

目を細めて、優しく微笑んでくれている。

キュン！
これだけでイッちゃいそう〜。

「琴海さん…」

「うん…」

ジッと見詰められ…

お互いの顔が映る瞳を…

そっと…閉じる…。


………あれ？
何も触れてこないな？

「琴海さん…今日の体位なんだけどね」

「あっ！う、うん！」

焦りながら、話を合わせる。

なんだ…チュゥじゃなかったか…。