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『帰り花の夜に』~義母の静謐なる背徳
第1章 プロローグ
午後一時過ぎ。
一号線沿いのいつものラブホテル。ラブホテルの駐車場に赤い車が静かに停まった。
ドアが、ほとんど音もなく開く。
細い足首から伸びる黒いストッキングが、わずかに光を帯びて、舗装されたアスファルトに軽やかに降り立つ。ヒールの先が地面を捉える音は、ほとんど聞こえないほど静かだった。
黒のタイトなボトムスが、腿の曲線を正確に描き出す。生地はぴたりと肌に沿い、わずかに動くたびに、腰の窪みから腿の内側にかけてのラインが、ゆっくりと浮かび上がる。
私は背筋を伸ばして立ち上がった。肩の力を抜き、首をわずかに傾けたその姿は、周囲の空気を一瞬で引き締めるような、凛とした品格を放っていた。
ドアを閉め、バッグの位置を整え、前髪を軽く払う。余分な動作は何ひとつない。ただ、そこにあるだけで、駐車場の冬の空気が少しだけ澄んで見える。
いちくんが運転席から出てくる。
「お待たせ」
「美香こそ……仕事お疲れ様でした」
整った顔立ちではないが、いつもの余裕のある姿勢、落ち着いた目と低い声が私の体の奥を熱くする。
二人の視線が交差した瞬間、言葉はいらなかった。私は自然に彼の腕に手を添え、彼は私の腰に腕を回す。距離が縮まり唇が重なる。短く、しかし深いキス。吐息が混じり、私の頰に彼の温もりが移る。
腕を組んだまま、二人はホテルの入り口へと歩き出した。ヒールの音が、静かな駐車場に小さく響く。扉が開くと、暖かな空気が溢れ出し、冬の夜を二人の背中で閉じていった。
******
いちくんは、j部屋のドアを閉めた瞬間に私の肩を抱き寄せた。
「しばらく会えないのが、つらい」
「私も……いちくん」
最初は優しく、すぐに深く唇が重なる。舌が絡み、唾液が混じり、息が荒くなる。私の手が、いちくんの胸板を撫で、いちくんの手が、美香の腰を強く掴む。
「美香。愛してる」
「いちくん、大好き……あなたと離れるのがつらい」
服が一枚ずつ彼の手で剥がされ、床に落ちる。ブラジャーのホックが外れ、こぶりではあるが張りのある乳房が溢れる。いちくんの指が、すぐに乳首を摘まんだ。
「んっ……」
「敏感になってる。会えないと思うと、体が正直だな」
一号線沿いのいつものラブホテル。ラブホテルの駐車場に赤い車が静かに停まった。
ドアが、ほとんど音もなく開く。
細い足首から伸びる黒いストッキングが、わずかに光を帯びて、舗装されたアスファルトに軽やかに降り立つ。ヒールの先が地面を捉える音は、ほとんど聞こえないほど静かだった。
黒のタイトなボトムスが、腿の曲線を正確に描き出す。生地はぴたりと肌に沿い、わずかに動くたびに、腰の窪みから腿の内側にかけてのラインが、ゆっくりと浮かび上がる。
私は背筋を伸ばして立ち上がった。肩の力を抜き、首をわずかに傾けたその姿は、周囲の空気を一瞬で引き締めるような、凛とした品格を放っていた。
ドアを閉め、バッグの位置を整え、前髪を軽く払う。余分な動作は何ひとつない。ただ、そこにあるだけで、駐車場の冬の空気が少しだけ澄んで見える。
いちくんが運転席から出てくる。
「お待たせ」
「美香こそ……仕事お疲れ様でした」
整った顔立ちではないが、いつもの余裕のある姿勢、落ち着いた目と低い声が私の体の奥を熱くする。
二人の視線が交差した瞬間、言葉はいらなかった。私は自然に彼の腕に手を添え、彼は私の腰に腕を回す。距離が縮まり唇が重なる。短く、しかし深いキス。吐息が混じり、私の頰に彼の温もりが移る。
腕を組んだまま、二人はホテルの入り口へと歩き出した。ヒールの音が、静かな駐車場に小さく響く。扉が開くと、暖かな空気が溢れ出し、冬の夜を二人の背中で閉じていった。
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いちくんは、j部屋のドアを閉めた瞬間に私の肩を抱き寄せた。
「しばらく会えないのが、つらい」
「私も……いちくん」
最初は優しく、すぐに深く唇が重なる。舌が絡み、唾液が混じり、息が荒くなる。私の手が、いちくんの胸板を撫で、いちくんの手が、美香の腰を強く掴む。
「美香。愛してる」
「いちくん、大好き……あなたと離れるのがつらい」
服が一枚ずつ彼の手で剥がされ、床に落ちる。ブラジャーのホックが外れ、こぶりではあるが張りのある乳房が溢れる。いちくんの指が、すぐに乳首を摘まんだ。
「んっ……」
「敏感になってる。会えないと思うと、体が正直だな」

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