この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
妻であること、女であること(仮
第7章 本当のこと
そう言うと、陶子さんは苦笑いをして見せた。
「何もなければいいですね」
「うん」
「これからどうしますか?
暴くのか様子をみるのか」
「暴くって…」
「携帯見るとか」
「それは…できればしたくない」
ということは、様子を見るということだ。
陶子さんは、勘違いであって欲しいという願望が強いんだろう。
「あ、でも…
女の人が誰なのかはすごく知りたい」
「あーそれ、その気持ち無茶苦茶わかります。
俺、浮気された時その気持ちでした」
「いつから?
何してる人?
何歳で、どうして知り合ったの?
なんで何度もあってるの?
いーーーっぱい聞きたいことある」
陶子さんはそう捲し立て、更に続けた。
「でも知らない人って言われてそれ以上聞けなくて、すっごくモヤモヤして…、
友達に話を聞いてもらおうと思ったんだけど、その子に話したら家に乗り込んで来るかもって思って、まだ話せてないの。
本当になんでもないかも知れないから」
「ずいぶん元気なお友達ですね」
「そう。朝夏っていう名前なんだけど、
あ、ピアノの子のお母さんでね、
とにかく強気でズバッと言う子で。
私はいつも羨ましいなって思ってるの」
「そうなんですね。
じゃあ、どうしようもない時は、朝夏さんに頼むといいかもですね。
全て聞き出してくれそう」
そう言うと、陶子さんがクスッと笑った。
赤く腫れた目で。
「私…やっぱり認めたくないのかも。
浮気してないで欲しい。
女の人は、ただの知り合いとかであって欲しい」
本音だなと思った。
だから暴くこともカマをかけることもしないんだ。
波風立てず、また夫婦として…。
「嫉妬はしてるの」
「はい」
「私は、尚太とどこかに出かけるってほとんど無いから。
単純に、いいな…羨ましいな…って」
「何もなければいいですね」
「うん」
「これからどうしますか?
暴くのか様子をみるのか」
「暴くって…」
「携帯見るとか」
「それは…できればしたくない」
ということは、様子を見るということだ。
陶子さんは、勘違いであって欲しいという願望が強いんだろう。
「あ、でも…
女の人が誰なのかはすごく知りたい」
「あーそれ、その気持ち無茶苦茶わかります。
俺、浮気された時その気持ちでした」
「いつから?
何してる人?
何歳で、どうして知り合ったの?
なんで何度もあってるの?
いーーーっぱい聞きたいことある」
陶子さんはそう捲し立て、更に続けた。
「でも知らない人って言われてそれ以上聞けなくて、すっごくモヤモヤして…、
友達に話を聞いてもらおうと思ったんだけど、その子に話したら家に乗り込んで来るかもって思って、まだ話せてないの。
本当になんでもないかも知れないから」
「ずいぶん元気なお友達ですね」
「そう。朝夏っていう名前なんだけど、
あ、ピアノの子のお母さんでね、
とにかく強気でズバッと言う子で。
私はいつも羨ましいなって思ってるの」
「そうなんですね。
じゃあ、どうしようもない時は、朝夏さんに頼むといいかもですね。
全て聞き出してくれそう」
そう言うと、陶子さんがクスッと笑った。
赤く腫れた目で。
「私…やっぱり認めたくないのかも。
浮気してないで欲しい。
女の人は、ただの知り合いとかであって欲しい」
本音だなと思った。
だから暴くこともカマをかけることもしないんだ。
波風立てず、また夫婦として…。
「嫉妬はしてるの」
「はい」
「私は、尚太とどこかに出かけるってほとんど無いから。
単純に、いいな…羨ましいな…って」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


