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えちちな国のありす
第3章 媚薬おなに〜でイッちゃう☆
☆☆☆
10分後…

「あったにはあったけど…」

チェストをひっくり返してみたり、
ライティングテーブルを隅々調べてみたり、
果てはベッドの下まで覗いて見たところで発見した戦利品(?)が
部屋の丸テーブルの上に並んでいた。

ラムネの大きさくらいのガラス瓶が2つ。
ひとつには綺麗なルビー色、
もうひとつには鮮やかな青色の液体が入っている。

これはチェストに入っていた。
説明書?みたいな紙も一緒に入ってて、
こう書いてあった。

『こちら危険につき、
 1回に1瓶のみとすること。
 
 ひとつは小さくなる薬
 もうひとつはえっちになる薬』

じーっと薬を見る。
どっちがどっちか、瓶には何も書いてない。
適当に飲んで『えっちになる薬』なんて飲んだら大変だ。

それが証拠に…

机の上には電気で振動するローターがいくつかと、
色こそ可愛いピンク色だけど、
形はなかなかにリアルな男の人のおちんちんを再現しているディルドが2本、
ころんころんと置いてある。
こちらはライティングデスクの中から見つかった。

あんなん挿れたら…

ごくりと思わず喉を鳴らしてしまい、いけない、いけないと首を振る。
まださっきまでの絶頂の余韻が身体の中にくすぶっているのだ。

今ですらこうなのに、
この理由のわからない世界の『えっちになる薬』なんて飲んだら
どんな目にあうか…考えるだに恐ろしい。

そして、最後はベッドの下から見つけた、
少し大きめの広口瓶がひとつだ。
瓶自体には何も問題がないのだが、問題は中身だ。

その中には…

「あんた、いったい誰?」

そう、瓶の中には超ちっちゃい男の子…
いや私よりちょっと年上に見えるから、青年…かな?
まあとにかく男性がひとり入っていたのだ。

入っていた、というより、閉じ込められている、
と言う方が正しいかもしれない。

どうやら中からは出られないっぽい。

チョンと尖った茶色っぽい耳、
目の下にちょっとしたクマがある顔、
くすんだ青色の上着に茶色のベスト、
ブルージーンズを履いていて、
お尻からはシュルンと細い尻尾が生えている。

シュウやマシュと同じで、こいつもまたイケメン顔ではある。
目の下にクマあるけど…
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