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『居候と人妻 真弓』浪人生と人妻のセックス三昧な日々 
第50章 50話


「……真弓さん……」


しばらくしてセックスの余韻がようやく引いてきたところで、顔を上げた拓実が名前を呼んできた。

その時の拓実は、やっぱり少し切なそうな表情をしていた。

〝好きです〟〝私も〟

一瞬二人は結ばれたように思えるけれど、最終的にはこの恋愛が成就しない事を拓実も分かっているからだ。

そして何より、拓実も人の妻に手を出しているんだという事を、告白してしまった事で逆に実感しているのかもしれない。

だから切ない顔をしているんだ。

でも……なんだろう……

真弓はそんな風に苦しんで切なそうにしている拓実が可愛くて、愛おしくて仕方なかった。

そしてそんな真弓の中で、小悪魔が顔を出す。


「もぉ……言っちゃダメって言ったじゃん。」


そう言って真弓は拓実の頬っぺたを指でツンツンと突いた。


「……すみません。」


申し訳なさそうな顔をする拓実。

その顔がまた可愛い。

もっと見たい。


「拓実君、私結婚してるんだよ?」


「……はい。」


「拓実君は、私とどうなりたいの?」


「……分からないです……俺はただ、真弓さんに伝えたくて……すみません。」


申し訳なさそうに謝る拓実。

そんな拓実を見ていたら、真弓はまた堪らなくなって拓実の唇にチュッとキスをした。
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