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お題小説第4弾「次の夏に、また会いましょう」
第4章 次の夏に、また会いましょう
いつしかあなたは私の世界の中心になって、
私にとってかけがえのない人になっていきました。

そうなると、怖くなったのです。
私に『命の期限』があることを、伝えることが。

ずっとこの時間が続けばいいと思うほど、
それを口にするのが怖くなったんです。

おかしいですよね。
言っても、言わなくても、
私の命の時間は、変わらないというのに。

そして、きっとあなたは、
私が死んだ後でこれを知ったら、
辛く思うに違いないのに…。

夏祭りの夜、
勇気を振り絞って言おうと思ったけど、
ダメでした。

『次の夏に、また会いましょう』

こう、あなたに言うたびに、
私は何だか強くなれる気がしました。

怖い手術も、
あなたからの手紙を握りしめたら、
頑張ることができました。

だから、言えなかったんです。

ごめんなさい。
蒼真くん。

そして、ありがとう。

あの日、私を見つけてくれて。
私とお話ししてくれて。
会いに来てくれて…。

大好きです。
できれば、次の夏も、会いたかった…

さようなら。
蒼真くん。

絶対、絶対、幸せになってください。
いつもあなたを想っています。

蒼真くんへ

純より
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